株式会社ライフィ

サッカー、東アジア選手権大会、初戦。

サッカー、日本代表の東アジア選手権が始まりました。
東アジアというだけあって、出場国は日本、韓国、中国、北朝鮮の4か国のみ。

男子、女子共に国内選手のみの選出で、次世代の代表に定着できそうな選手を見出すことを目標としている。

●女子なでしこの初戦、北朝鮮。2-4での敗戦。
ん~、ストレスの残る試合でしたね。
なでしこ全体の問題点なのでしょうが、何でもないパス回しで、ファーストチョイスが「出しやすいとこ」になっている気がする。
なぜそこで下げるのか?と思う場面で後ろに下げ、追い込まれ、ボールを奪われ足り、ピンチを招いたりするシーンが多すぎます。
『何でもないパス回しをなぜやるのか?』は、回しているときに相手のマークがずれ、チャンスを生み出すため。チャンスがあるのに『視野の中の出しやすい所』にワンタッチで出しているのでは、やらないほうがいい。
「出しやすい所に出す」のではなく「相手が嫌がるところは無いか?」をファーストチョイスとし、ダメだったら下げるという習慣付けが必要でしょう。
問題点として、ボールを受ける前に周りを見渡す習慣付け、キョロキョロすることの大切さがよくわかるゲームでした。

それと、監督の意図として、全試合で全選手を使うつもりなのでしょうが、ボールを落ち着かせることができる選手や、縦に強気で勝負する選手が不在でした。ボランチで田中明日菜選手や楢本選手の投入で、ボールを落ち着かせ、サイドで縦に勝負する意思のある柴田選手や中島選手のような選手を使うとよかった気がします。横山選手の投入もちょっと遅すぎ。

あと、攻撃的な京川選手を再度で使うのはちょいとかわいそうでしたね。監督としては、今後の可能性を考えての起用なのでしょうが、どんだけ練習をする時間、役割や戦術を理解する時間があったのでしょうか?
ケガで長期離脱していた選手だし、監督に言われれば、ポジティブに引き受けるのでしょうが、終わった後の切なさは残っているような気がします。

●男子サムライブルーの初戦、北朝鮮。1-2での敗戦。
まず最初に、なぜこのメンバーを招集したのか?の疑問。なぜベテランでボールをさばける広島の青山を呼ばないのか?なぜ、若手DFの岩波、植田を呼ばなかったのか?
また、ハリルホジッチは、全試合で全員先発させるつもりでいたのではなかろうか?思う。このメンバーで初戦を勝てると思っていた気がする。そんなに甘くないし。まぁ、初戦負けたことで、後の2試合は本気にならざるを得ないので、そんなことは言っていられないでしょうね。

良かったのは、最初の15分だけ。
前線の4人はバラバラ。全然チームになっていない。川又&宇佐美は勝つことよりも、自分で得点することが主軸になりすぎ。チャンスでパスを出せば、点が取れていて、流れが変わったはず。武藤はそんなバラバラの中で、自分を見いだせないし。
永井謙佑選手については、アンダー世代からずーっと期待している分、辛辣に書きますよ。

シュートの場面ではビビりすぎ。足元にもらった時にはつっかけない、リスクを冒せない、後半は前に敵がいると柴崎が上がるのを待ってパスを出す、みたいな。自分の得意な形が作れない。オフザボールの動きが成っていない。アンダー世代から快速フォワードとして注目を浴びながら、なんと成長の少ない事であろう。
ここ数年、永井にはプレーについて考えることが圧倒的に不足していると思う。プレーを1個1個、細かく分解して考えていないと思う。永井の武器は足が速いこと。スペースがあれば、活かせるが、スペースが無いと何もできない。スペースが無ければ相手DFは全く怖くない。
んじゃ、「どうやってスペースを作るのか?」を考えないといけない。周りの選手とコミュニケーションを作り、スペースを作ってもらわないといけない。スペースがあるときにはパスを出してもらって走り込む意思表示をしないといけない。
「スペースを作れない時、どうするのか?」を考えないといけない。1対1で勝負すべき。勇気が必要。勝負を仕掛け続けて勝率を上げなければ成長しない。日々の練習で、5回仕掛けて1勝4敗からでいい。3勝2敗にすればいい。こうなると相手は怖い。そのためには参考になる選手との判断の違い、技術の違いに注目してトレーニングを積めばよい。
今の永井は、1)広大なスペースがあって、2)スペースにボールが出た時にのみ、怖い。それ以外は全く怖くない。
また、守備の場面ではボールウォッチャーになりすぎ。次の展開を想像していない。そのために、ポジショニングが悪い。このあたりはぜひ山口蛍選手に聞いてほしい。アドバイスをもらってほしい。「オフザボールの時に何を考えているのか?」を具体的に場面を想定して…。90分間、集中し続けられる精神力を養わなければいけない。
もう一つ、持久力が足りない。何度も何度も動き直し、走り出す体力が無い。体力が無いと自分の武器であるスピードが90分間使えないし、集中力も持たない。

あと、守備では槙野。あそこで吹き飛ばされるようじゃ残念すぎです。

ともあれ、サッカーの試合を見て、問題点の洗い出しなど、試合から自社の経営課題を結びつけると、方法論がいくつも思いつきます。選手がスタッフ、監督が社長。選手が思う通りに動かなければ、練習で教えるしかなく、また、成長できそうな選手には長所を伸ばすことも必要。本番では、細かくプレーを止めて口を出せないのがサッカー。経営とよく似ています。
良い試合も、悪い試合も私にとっては重要なビジネス上の課題の洗い出しとなります。

がんばれ!日本代表!!

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