株式会社ライフィ

サッカーW杯予選。対アフガニスタン、対シリア戦

サッカー日本代表サムライブルー。

3月の試合はワールドカップ2次予選のアフガニスタンとシリアでした。
双方5-0で勝利。W杯の予選ですから勝利が最低限の目標。2次予選の8試合、全て終わって7勝1分で、さらに全試合無失点。2次予選の結果としては90点台の出来ですが、ここから先、最終予選、本大会を考えると課題は残りましたね。

チーム全体として、日本はどうしてもリスク優先になり過ぎな気がする。だから1点目が入るまでなかなか本来の動きが出せない。ミスを恐れすぎ。
いつも本番でミスしないように心がけすぎるからなかなか成長できないのだと思う。逆に本番でチャレンジして失敗して、なぜ失敗したのか?どうすればよかったのか?を振り替えり、失敗から学ばなければ成長が鈍くなる。

◎対アフガニスタン戦。
特に気になったのは両サイドバック。
左サイドDF長友は相変わらずの運動量・攻撃の意識で、その点は評価できるのですが、下らないパスミスやラストパスの精度が低すぎる気がします。特にハーフウェイライン付近での横パス、下がってきたFWへのパスの精度が悪く、次の展開へつながらないどころかチームを危険へと導く結果になってしまうものがいくつか。
簡単につなぐ意識なのかもしれませんが、これ、何とかしないと!長友よりも東アジア大会の藤春の方が良かったとさえ感じます。意識、フィジカル共に申し分ないが、長友にはボールコントロールを徹底的に練習してほしい。
右サイトDFの酒井宏樹も似たようなパスミスが目立つ。でも最大の問題点は前に推進する勇気が足りない。チャレンジしない事。後半、点差が開いてから安心したのか、ようやく縦に突っかけるようになった感じ。メンタル的弱さと1対1の自信の無さが伝わってくる。
「ミスしちゃいけない」という意識ではなく「チャンスを演出する」という意識に切り替え、そのために足りないものは何か?何がどうなれば多くのチャンスを演出できるのか?を事細かに分解して考える習慣を持ってほしい。
期待を込めて原口。ちょいと遠慮してた感じがする。今のチームに「どう自分をフィットさせるか?」ではなく、まだ「みんなが何をしようとしているのか?」の方が前に出ていたように見受けられる。逆にもっともっと自分を主張し「周りに自分のプレーを理解してもらう」行動をとってほしい。
最後に金崎。
「海外でもまれ、強くなったなぁ」という感想。貪欲にゴールに向かい、日本人が苦手な自分の意思をしっかりと主張し、要求していく。素晴らしい闘争心。ただ、長友がフリーの金崎にパスを出さず、シュートした場面でかなり強く怒りを表していた。言っていることは正しいが、言い方は間違っていると感じた。正しいことを言っていたとしても言い方が間違っていればしこりが残る。内容そのものに焦点が当たらず、言い方に対して不満を持つことになれば、チームはまとまらない。リスペクトが足りない。
海外で闘争心やチーム内での競争など、しっかり学んできたのだとは思うが、自分が格上のチームに移籍することを目指すためのチームと、世界のTOPチームや代表では状況は異なるはず。サッカーはあくまでチームプレー。ぜひ視野を大きくしてほしい。

◎対シリア戦。
こっちの試合も両サイドバックが気になった。
長友は書いたので酒井高徳。高徳は、宏樹とは逆にチャレンジしすぎ。自分の強みを活かす動きはGOOD。だけど、ディフェンダーである以上、守備を基本としておかなければいけない。あと、コーナーキックに顔を出すのはいいけれども、自分で点を取りたい気持ちが強すぎてFWの邪魔になっている場面も。万が一カウンターに来られた時の対処を意識しつつ、主軸は攻撃陣に任せ、こぼれ球を押し込むこと、どこにこぼれてきそうか?の予測をしておくこと、つまり、「自分が点を取りたい」気持ちを抑え「チーム全体で点を取る」事の客観的なものの見方を持ってほしい。
あと香川。なんか本調子じゃない感じ。なんだろう、チームでもレギュラーの座を守れなくて、その影響なのだろうか?でもそこは考え方。「自分は常にレギュラー」と思っている時点でダメで毎試合毎試合「レギュラーを取る!」気持ちじゃないと。ハリルが「レギュラーが保証されている選手はいない」と言っている意味をクラブでも実践しないと。

この2試合を観て感じる事は、チームプレー全体の共有をもっともっと意識するミーティングが足りない気がしました。
このチームはどこを目指すのか?そのためにどんな手段を取るのか?守備とは何を指すのか?フォーメーションごとの戦略と個々の役割はなんなのか?などなど。もっともっと話し合い考え方の共有の時間を増やさないといけない。その上で、個々の特長や能力を活かし合う試合作りをしてほしい。

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