株式会社ライフィ

保険のビジネスが変わります。1)保険代理店における委託型保険募集人の禁止

保険業界の方のほとんどはすでにご存じでしょうが、
保険販売についてのルールが変わろうとしています。

保険業界に属する方には1996年の金融ビッグバンいらいの、
大きな大きな変化になります。
 ここでは私が受けた趣旨イメージを、一般の人にもわかりやすいよう簡単な文章にして書いているので、正確さを欠く恐れがありますので、参考程度に。

1)保険代理店における委託型保険募集人の禁止

生命保険の営業マン・保険セールスレディと言えば、
歩合制のお仕事であり「頑張ったら頑張った分だけ収入が上がる」というのが
一般的なイメージ。

が、現在の保険販売で主流となっているのが、複数の保険会社をいくつも扱える乗合保険代理店。
で、この保険代理店に所属する保険募集人は、個人事業主的な歩合給ではなく、「全員給与制の社員として雇用にしてください」というのが趣旨。
この規定ができる背景には「保険募集の再委託の禁止」という規定に引っかかるから、ということ。
 そもそも保険代理店は、保険会社から保険の営業をしてもいいですよという委託を受けて営業している。これが「再委託に当る」から。
では、なぜ再委託がいけないのか?というと、保険募集に係る人すべて、試験に合格し、金融庁に保険募集人として登録され、研修を定期的に受ける。一定のレベルに達しない人は保険営業に係ることができないようになっているので、再委託を受け、歩合制で、個人事業主のように営業している保険営業マンは、研修や規定や事務処理などまともに「保険会社の言う事を聞かない恐れを秘めているから」というのがその理由。

 ちなみに保険会社に所属し、1保険会社の商品しか販売することができないいわゆる「直販保険営業マン・保険セールスレディ」は、保険会社から直接委託されているので、再委託には当たらず、個人事業主的歩合制でもOKのまま。

・保険代理店からすると、人件費コストの大幅な増加を伴うため、歩合制の営業マンに社員になっていただくか?辞めていただくか?の選択を迫らないといけない。

・保険営業マンからすると、稼いでいた営業マンは高額な報酬を代理店に認めてもらうか、辞めて自分で代理店を作って独立することを迫られる、。独立するにも会社設立の問題、扱える保険会社の問題、今までのお客様の問題などクリアすべき問題が山積み。
稼いでいなかった営業マンは、給与制にして残りたいけど、勤務していた代理店がYESとは言うはずもなく、多分辞めざるを得ない。

結果、今年、保険代理店を辞める人たちがたくさん出てくることが予想される。保険代理店の再編が起こります。

・保険会社からすると、売り上げの多くを代理店に頼っていた主に外資系保険会社は閉業マンの絶対数減少に伴い減収・減益、旧態依然としていた主に漢字系日本の保険会社は現状維持、もしくはライバルの競争力低下により、増収増益。

・お客様からすると、研修をちゃんと受けない恐れの営業マンが減る一方、有能な営業マンが保険業界から減る可能性、担当してくれた営業マンが辞めてしまう可能性が高まる。

保険業界では「お客様保護」の観点から、暗に「保険会社保護」を行わなければならないという風習がある。広義の意味で、大型保険会社の弱体は国民のためにならないからである。

保険のビジネスが変わります。第2弾は明日!

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