株式会社ライフィ

逓増定期保険の税制改正が税収に与える影響

中小企業の経営者のために開発された逓増定期保険。
法人向け商品を提供されている保険会社で発売されていました。

ところがH19年の3月、関係当局より「税務処理を見直したい」旨の情報が
生命保険協会になされた途端、各社発売停止となりました。

ご存知の経営者も多いでしょうが、そもそも「逓増定期保険」とは
どんな保険だったのでしょうか?

定期保険の変型判で、ある一定期間を過ぎるとだんだんに死亡保険金が増加し、
加入当初より最大5倍まで大きくなります。
これは中小企業の成長に合わせ、保険金も増加するというコンセプトです。

この保険の最大の特徴は、設計によって、全額損金計上なのですが、

途中経過に大きな解約返戻金があることです。

経営者はこの機能を利用し、利益を簿外資産にすることで、

短期的な納税を5~10年程度繰り延べることに利用しています。

また、保険は金融機関から見るとすばらしく担保価値の安定した資産。
いざという場合の資金繰りにも活用できます。
経営者から見ると成長に合わせ大きな保証を得、納税の繰り延べができ、
大きな担保となる金融資産になるすばらしい保険です。

国はこの逓増定期保険の税制が変わる方向に動いています。

なぜなのか、私にはわかりません。

もし税収を上げようとしているならば正に逆効果。

逓増定期保険の機能は納税の繰り延べですから、将来必ず課税されます。

常にリスクを抱え、不安と戦いながらチャンスにチャレンジする経営者の心理からすれば、

貯金があるから安心して新ビジネスに投資もできますが、

貯金がなければ躊躇します。

さらに信用保証協会が100%だった金融機関への保証が今月から80%に
することになりました。
友人の会社で保証協会からもらった枠の80%しか銀行が貸さない、と言われたそうです。

貯めることも借りることもしにくくなった中小企業。
経済の発展にブレーキをかけるだけの効果は十分にあります。

ちなみに逓増定期保険に今現在も加入できます。

それに、税制変更されても何のその。加入する価値も健在です!

知りたい方はこちらへ!

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