ライフィが目指す未来
かつて社長が10年後の未来を想像して作った「10年ビジョン」という原案をベースに、従業員みんなで考えて2018年にリニューアルしたのが「2028年ビジョン」です。
たとえば週休3日になっているとか、アジアでサイトを展開しているとか、具体的なイメージが書かれています。
なぜどうなるかわからない10年後にこのような具体的なイメージを作るのか…?
それは、明確に未来のイメージが描かれていると、今自分は何をすべきかを具体的に考え行動に移すことができるようになるからです。
「週休3日にするには今のやり方ではだめだから、どうしたらもっと効率化できるか今から考えてみよう。」だとか「アジアでサイトが展開されているのなら、その仕事に関わりたいから今から英語を勉強しておこう。」など。ひとりひとりが未来に向けて現在の行動を考えるきっかけになるのです。
また、毎年各チームがそれぞれ「3か年計画」とそれに基づいた「今年の計画」を作成します。作成する際にはその先にこのビジョンがあることを常に意識しています。
このように2028年ビジョンは全社一丸となって同じ方向を目指す礎になっています。
そして今後も定期的に従業員全員で見直していきます。ライフィの目指す未来は従業員みんなで創っています。
2028年ビジョン
(2019-2028)
ライフィは真心を込めた良質な情報提供を通して、社会にとってかかせない存在となっています。全社員は経営理念に基づいた高い意識を共有し、真摯にお客様に向かい行動しています。この独自の「ライフィモデル」は仕事の高品質・高効率を生み出し、株式会社ライフィを核としてさまざまな分野・地域へと展開しています。
そして社員を含めた多くの人のお困り事解決や幸せ、さらには未来社会に貢献し続けています。
日本最高の保険サイトの実現とさまざまな分野への事業展開
ライフィはだれでも使いやすい「ユーザーフレンドリーな日本最高の保険情報サイト」として、業界から一目置かれ、同業他社もライフィサイトを通じて勉強を行うほどです。
また、最適なテクノロジーを常に追求し、サイト以外の方法でも情報提供に取り組んでいます。アジアでの保険サイトも急成長を遂げ、また、同じ考え方を他分野へと展開し、福祉系情報サイトなどを立ち上げました。
ライフィの社員は30名、グループ会社合計で150人ほどになっており、グループ会社同士の人事交流も盛んです。いくつかのグループ会社の社長はライフィのオリジナルメンバーたちが務めています。
働きやすい環境と多様性の実現
全社員は常に真摯に業務に向かい、効率化のための仕組みづくりを続けており、その仕組みは世界でも知られるようなっています。ここでも最適なテクノロジーが取り入れられ、より効率的な組織運営が実現されています。
その結果すでに週休三日を実現し、「労働時間1時間当たりの生産性」は日本でトップクラスになっています。業界トップクラスの福利厚生制度もさることながら、介護・子育て中などの社員の個人的状況を配慮した労働環境が整備されており、社員の子供の数は、社員総数の1.5倍ほどになっています。定年も決まっていないため、社員が自らの状況に合わせて継続的に働いています。
社会貢献
「打つ手の一つ一つ、会社の存在・発展そのものを社会貢献につなげる」という根幹の考えのもと、ライフィが行っている情報提供業は広く社会に貢献しています。
たとえばアジアではライフィサイトを通じて保険知識の普及と現地の国民生活の安定に寄与しています。
また新たに社員のアイディアで展開しているさまざまな事業もすべて社会貢献につながっています。
最大の魅力は「働く社員」
これら全ての元となっているのは社員一人一人の力です。さらなる好循環を生みだすべく、今日も真摯に自らの役割に誇りをもって向かっています。
ライフィグループは入社希望者が途絶えることなく、退職率も低い状態をキープしています。
最近「仕事でも日常でもパートナーにするならライフィの社員!」と、一部で言われ始めているらしいです。
自分たちで創る未来
目指すは100年企業
ライフィは100年企業を目指しています。事業を通じて社会に貢献し続けるためです。100年続く企業であるという意識を持てば、目の前の短期的なことのみにとらわれすぎず、長期的視野を持って行動することができます。
未来のことに3割の時間を割く
目の前のことだけに力を注いでいると、企業の長期的な発展は臨めません。目の前の10だけでなく、未来の100のために今何をすべきかを考えて必要な手を打っていくこと。これが重要です。
ライフィでは、未来のことに常に3割の時間を使うことを目標にしています。
そして今何をすべきか
ライフィでは、事業計画は従業員が作っています。100年企業を目指し、2028年ビジョンを指標にし、部門ごとの3か年計画、それを落とし込んだ単年度の計画を作り、そしてそれを実現するための個人の目標を作ります。全員がその年の目標を達成したら部門の目標が達成され、そして会社の目標が達成されます。
ひとりひとりの取り組みの積み重ねがライフィの未来を創っているのです。
従業員が語る私の
いろどり
理念経営推進室 岩本
未来を支えるのはひとりひとりの従業員
私は2011年からライフィに勤めています。現在に至るこの11年の間で、ライフィの変化を目の当たりにしてきました。
保険業界というと一般的には激務でノルマが厳しく、離職率が高いイメージがあるのではないでしょうか。私が入社した当時のライフィも、残業が当たり前で休日出勤することも少なくない労働環境でした。
そんな中で、私は2014年に難病を患い入院することに。 それをきっかけに従業員の健康を大切にする取り組みや従業員同士がフォローし合える体制づくりが、徐々に始まっていったのです。
「本音で語り合える環境」が新しいライフィをつくる
会社の未来のためには、社員が生き生きと働ける環境作りも重要だと考えています。
経営陣や上司に言いたいことを言えず、常に顔色を窺っていては生き生きと働くことはできません。思ったこと、感じたこと、気になることを素直に話せる環境がとても大切になります。
ライフィでは、役員との一対一の面談を定期的に行ったり、新しく入った従業員にこそたくさん発言してもらうよう意識的に機会を作っています。日常のやり取りの中ではもちろんのことではありますが、会社から「本音で語り合える環境」を提供することに意味があると考えています。
この「本音で語り合える環境」があることで、年齢や役職関係なく本音で話し合う風土が育ちます。それが「お客様にとって何が最適なのか」を様々な視点で考える土台となることを、私たちは確信しております。
お客様の幸せとともに、従業員もやりがいを持って働く未来へ
ライフィの未来を語る上で欠かせないのが「2028年ビジョン」です。2018年に澤田社長が10年後のライフィをイメージして作成した案を、全従業員で意見を出しあいながら改定して生まれました。
多種多様な項目がある中で、やはり核になるのは「真心を込めた情報提供で、お客様の幸せな未来に貢献すること」だと考えています。お客様に喜んでいただくことがひいては業績にもつながる。より良いサービス提供で生産性が向上し、働く環境も変わっていく。そうして従業員の意欲が向上することで、更なるお客様の幸せにつながっていく。
そうした循環を目標としながらお客様の幸せを一番に考えるとともに、今以上に従業員ひとりひとりが、やりがいを持って働ける未来を共につくっていきたいです。